2024年2月26日月曜日

全校美術 「全盲の美術鑑賞者」白鳥建二さんを迎えて

  本日の5校時は「全校美術」として講演会を行いました。美術講師の砂山先生の立案で「全盲の「全盲の人が美術作品を鑑賞する」という新たな視点を与えてくれる白鳥建二さんと、この方のドキュメンタリー映画を撮影した三好大輔監督が来校されました。

「良い作品は、みんな喋りたくなるもの。その会話を聴くことが全盲者の美術鑑賞です」「絵について会話が弾むことで、自分の想像力が膨らみます」と白鳥さん。白鳥さんのエピソードは3年生の道徳の教科書にも記載されています。講演会の中では「今まで鑑賞した作品の中で印象的な絵は何ですか?」という生徒からの質問に「クロードレベックですね。理解不能なんです」と笑顔でお答えになっていました。

 また、今回の企画をして下さった美術講師の砂山先生は、今回をもって清里中を退職されることになりました。8年間の長きにわたり、清中生をご指導くださいましたことに感謝を申し上げます。


 授業の司会進行は砂山先生



 白鳥さん(左)と三好監督(右)




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