2023年12月28日木曜日

令和5年最終日 今年もお世話になりました

  明日からは「年末休業日」となり、本日28日(木)が今年最後の学校稼働日です。生徒のいない学校は大変寂しい限りで、職員室では先生方が粛々と事務処理の仕事を進めている日です。生徒の出入りがないことから27~28日の2日間で「クリーンサービス」さんによる校内ワックス掛けを進めていただいています。おかげさまで美しい床面となり、校舎も喜んでいると思います。

 この4月から清中ブログを綴って参りました。閲覧数が多かったり少なかったりのブログですが、言葉を「伝える」機会としてお読みいただいた方には感謝でいっぱいです。そして大切なのは「伝わる」かどうか?にあります。少しでも清中の様子にご理解をいただけるものとなっていればありがたいと存じます。令和5年のブログは本日をもって終了致します。皆様、どうぞ良い年をお迎えください。


床面の光沢がおわかりいただけますでしょうか? 

 業者さんの方で、机・イスをきちんと並べてくださいました。











2023年12月25日月曜日

冬休み学習サポート

  清中は冬季休業に入っていますが、22日(金)と25日(月)の2日間にわたって学習サポートを実施しています。多くの生徒が自主的に参加し、冬休みの課題等に取り組時間としていました。学校に来て級友と相談しながら必要に応じて先生方に助言を求める「サポートコース」、そして勉強する場だけを確保して自分一人で取り組む「自力コース」を選択し、取り組みを行います。「学校は学習の場」ですから、生徒たちにとってもメリハリがついた学習ができたようです。

 

3年生の様子。この冬は受験勉強です!

 2年生の様子(ちょっと逆光になってしまいました)


 1年生は「班隊形」をとって相談しながら進めていました。


 1年生「自力コース」の様子。学習を一人でも進めていこうとする理想的な姿です。

  

2023年12月21日木曜日

冬季休業前全校集会

  明日から冬季休業に入るにあたり、全校集会を行いました。集会の運営は生徒会本部が行い、①吹奏楽部アンサンブルコンクールに向けての決意と生徒会からの激励の言葉 ②校長講話 ③生徒会役員挨拶 ④常任委員会連絡 の内容で進めました。②では「健康でいること」「家のことをしっかりやること(=特に除雪!)」「年末年始を除いて復習に取り組むこと」の3つを伝えました。「家庭で過ごす時間」になります。生徒たちが充実した冬季休業になることを期待しています。

アンコンに出場する3人の吹奏楽部員を生徒会から激励


常任委員会から冬休みの心掛けについての話がありました。

手前味噌ですが、清中生の座礼はいつも美しい所作であると思っています。 

 








     

2023年12月15日金曜日

2年生総合的な学習の時間「職場体験」

  2年生の総合的な学習の時間の一つのカリキュラムである「職場体験」は町内の各事業所からのご協力を賜り実現できる学習です。本来は11月に実施予定でしたが、先月のこの時期に2年生は学年閉鎖となってしまい中止判断をしたところでしたが、町内の事業所から「時期をずらしても構わないですよ」という温かい声掛けをいただき実施に至りました。働くことの尊さと苦労の一端を知れる貴重な学習です。今回ご協力をいただいた各事業所の皆様に感謝申し上げます。

【今回ご協力をいただいた事業所】

・清里保育所 ・やまと幼稚園 ・清里小学校 ・きよ~る ・セブンイレブン

・清里町教育委員会 ・清楽園 ・きよさとクリニック ・ホクレン清里給油所

・緑清荘 ・セイコーマート  

※「清里自動車工業」にも伺うはずでしたが生徒の体調不良により欠席致しました。






















2023年12月12日火曜日

3年生総合的な学習の時間「地域提言」学習

  清里中の総合的な学習の時間のゴールである「地域提言」学習発表会を行いました。清里町民として故郷を思う気持ちを育み、どうしたらさらにより良い町づくりができるのか中学生なりに考え、提言を行います。当日は古谷町長、野呂田教育長、商工会若松会長、観光協会天野事務局長を始め多数のご来賓の方に、そして3年生保護者の方に、さらには清里小6年生の児童に来校をしていただき、緊張感ある中での発表会となりました。

 全部で7班に分かれ、「くらし」「観光」「産業特産」の分野から、清里町の魅力および足りていないと感じられるものを自由な発想でその発展のための方策を伝えました。もちろん、荒唐無稽な提案ではなく「費用」「人材」「土地活用」についても自分たちになりの対策を考案できていることから、塾考した発表に努めていました。全体講評として野呂田教育長から「皆さんがこれを実現するんだ、という強い思いをもって清里に居て欲しいと思います」と結ばれました。


  清里町の課題とは?「お店がもう少しの時間、開いていてくれると助かります」


 3年生として「伝わる」発表を心掛けていたように思います。


 清里小6年生の皆さんはメモを取りながら熱心に聴いてくれました。


 思いだけを述べるのではなく、アンケートやデータを示した班がありました。


 (後ろ姿ではありますが)野呂田教育長から講評をいただきました。





















2023年12月11日月曜日

武道の授業(剣道)

  中学校の体育科では「武道」の履修が学習指導要領で定められています。用具の揃えやすさから柔道を選択する学校が多い中、清里中では剣道を実施しています。清里では昔から剣道が盛んであったのでしょうか、職員室前のパネル写真には剣道での中体連全道大会出場が飾られています。

 今回の剣道の指導には昨年に引き続き、外部講師を剣道連盟の近藤博さんにお願いしています。多くの生徒にとっては「未知の体験」である剣道ですが、近藤さんからの適切なご指導を賜り、緊張感ある授業に取り組んでいました。




 外部講師の近藤さん。1~4校時まで丁寧に指導をしてくださいます。


  防具を着けるのも未知の体験


 いつもの体育館は、この授業では「道場」=「裸足」で頑張ります。


 「防具を着けて」の実践練習。
 











2023年12月6日水曜日

学校閉鎖でもオンライン授業で!

  11月の最終週からインフルエンザが清里中に影響を与え始め、12月5日から3日間の学校閉鎖を余儀なくされました。「授業時数の確保」と、何かとご指摘をうける昨今の学校ですから学校閉鎖の対応はそう安易なものではありませんが、生徒の健康には換えられません。

 先月は2年生が学年閉鎖によるオンライン授業を行いましたが、今回は全校規模で実施しました。「学校ではタブレット&電子黒板」「生徒は家庭でタブレット」があれば、機械越しではありますが、顔を見ながら授業をすることができます。5日に職員総出でオンライン授業の準備をし、6~7日の2日間実施します。

 ただ、一番良いのは「生徒が学校に戻ってくること」なのです。インフルエンザ、収束してほしいと願うばかりです。


 オンライン「朝の会」(3年生)

 

 1年生は初のオンライン授業にて「画面が映らない」と悩む生徒もいましたが…。


 特別支援教室でも「オンラインストレッチ」を実施。


 数学科の後藤先生は呼びかけるだけではなく、電子黒板に直接「板書」をする技術を持っています。


 オンライン授業でもきちんと清中ジャージを着ている生徒がおりました。



2023年11月24日金曜日

全校体制の道徳の授業

  道徳そのものは「昭和の教育」からありましたが、正直なところあまり積極的に行われてこなかったのでは…という側面も否定できません。しかし「令和の教育」では違います。道徳の授業は週1回の時数で合計35時間をきっちり学習します。「道徳は知識ではない、教えられるものではない」という考え方もあるかと思いますが、この多様化する時代だからこそ人として考えなくてはならないことがあるのです。清里中では、令和4年から試行的に「前期は担任および学年部で/後期からは全職員で取り組む」ことを始めています。教科担任制としていろいろな先生が授業をするのが中学校の特色ですから道徳もそうあっていい、生徒はさまざまな観点から思考力を高めていくことができるものと思っています。


11/2 3Aでの梶野先生の授業(梶野先生は特別支援学級の担任)


11/9 1Aでの佐々木先生の授業(佐々木先生は2年生の担任)


11/24 1Aでの米澤教頭先生の授業 米澤教頭先生はこの授業のために「学習指導案」まで書いて全職員に配布していました。”やる気満々”でした!(笑)

2023年11月22日水曜日

1年生 総合的な学習の時間「職業インタビュー」発表会

  本日3~4校時に標記の発表会を実施しました。1年生が清里町内の事業所に伺い、「仕事のやりがい」「仕事の苦労」等を尋ねること、そして生徒一人ひとりが「職業に就くとはどういうことか」を述べる場となっていました。この「個人発表」では、多くの生徒が「人の役に立つため」「やりがいを持って楽しく働きたい」等の考えを述べていました。中学生に欠かせない「他者意識」と「自己有用感」を考え出すための一契機となっていたように思います。また、この発表会に多くの保護者の方、やまと幼稚園の河股園長先生、若松文具店の若松さんにご来校いただき、発表を聞いていただきました。感謝申し上げます。











 

2023年11月21日火曜日

生徒総会(後期)

  生徒総会は「各委員会で計画・立案した内容を審議、実行する」ための討議の場です。ただの話し合いではなく「質疑」「意見要望」「修正案」等の用語を用いながら、議長による議事進行が行われます。生徒の自治能力を磨く機会として回数こそ少ないものの、大切な教育の一環であると考えます。

 最後にまとめとして講評を求められた中で「現状維持は衰退の第一歩/委員会の活動は新しいことにもチャレンジしてほしい」「全校生徒は当事者意識を持って委員会の活動に協力していくこと」を話しました。特に清中生には「当事者意識」がさらに高まっていくように教育活動を展開していきたいと考えています。







2023年11月17日金曜日

オンライン授業の実施(11/15~16)

  清里中の第2学年の体調不良者による学年閉鎖に伴い、標題の2日間はオンライン授業を行いました。学年閉鎖は生徒の健康を優先するための措置ですが、一方で元気な生徒たちにとって「学びを止めない」という責任が学校にはあると考えています。ただ通常の学校と同じくフルタイムで、というわけにはいかないため、3校時分の授業を可能な範囲で実施することとしています。コロナ禍に対応する形で始まったタブレット活用は、今後の学校教育に有効な一つのツールとなっていくことでしょう。もしかしたら50年後の学校は「登校不要の時代」となっているかもしれません…?




2023年11月10日金曜日

清中生の”あたり前”

  本日の放課後は、生徒の自主活動の要である「運営委員会」。各教室にて委員の生徒が取り組むべき課題を協議する場です。生徒会本部役員は「生徒会室」にて協議を行っていますが、その部屋は土足厳禁。したがって上靴を脱いで部屋に入りますが…

 当然のごとく上靴を並べます。コラム子が清中に赴任してから2年半。ずっとこの姿が保たれています。












2023年11月8日水曜日

中間テスト(11/2)&学力テスト(11/8)

  都合、2日分まとめての投稿となりますが、標題どおりこの1週間で2つの大きなテストが行われました。三連休こそ挟んだものの、生徒にはなかなか大変な時間であったと思います。中間テストは「日常の授業の理解度を測る」、学力テストは「長期のビジョンで理解度を測る」ものです。令和の時代に求められる学力は?となると百家争鳴の話になってしまいますが、端的に言うと「どれだけ覚えているか」「どれだけ考えて解答を組み立てられるか」だと思います。その意味では、学校は「教える」授業から「学ぶ(学ばせる)・考える(考えさせる)」授業に転換を図る時代に来ています。

 個人的な思いを言うと「覚える」ことはもうコンピューターに任せてしまい、その”知識の引き出し”を上手に開けて何を使うか「考える」ほうがいいのではないかと思っています。ずいぶん昔の話ですが、「算数の加減乗除を丁寧に教える小学校には頭が下がるんですけど、計算するだけなら電卓に任せてしまって、電卓の使い方をしっかり教えるのではダメですかねえ?」と中学校教員である自分から提案をしたことがありました。仲間の小学校の先生からは猛然と怒られた記憶があります…。


 11月2日(木) 中間テストの様子


 11月8日(水)学力テストの様子(ちょっと写真が暗すぎました…)

2023年11月6日月曜日

任命式 ~新たな責任を~

  11月に入り、刷新された学級役員や常任委員長の任命式が行われました。生徒会長から一人一人に認証状が手渡され、後期の舵取りを担う役割を新たにしていました。ぜひ、後期にも新たな責任を背負って頑張ってくれることを期待しています。生徒会も学級役員も「自ら」の力が問われる学校の大切な機能です。この場面を通して中学生ながら自治能力を磨いていきます。清中生の自治能力、意外かもしれませんが”高い”と自負しています。






 この「手渡す姿」は既に大人と同じフォルムになっていますね。








2023年10月31日火曜日

中間テスト前放課後学習会

  11月2日(木)は中間テストが行われる予定であり、それに向けて清中生は真面目に取り組んでいます。集中して勉強したい!という生徒の希望があれば「場をつくる」ことはやぶさかではありません。都合、今回は1日だけの機会になってしまいましたが、それでもたくさんの清中生が放課後に残って学習の機会を持ちました。基本は「自力で」、わからなければ「先生や友人を頼って」勉強する1時間ほどの時間でした。

 文部科学省からは「協働的な学びの実現」という言葉が提唱されていますが、今どきの生徒、やはり「一人で勉強する」というのはツライのかサビシイのか…? 


          



2023年10月27日金曜日

英検IBAの実施

 

 標題は「もし英語検定を受検したら自分の合格する級の可能性がわかる」という“英検のプテスト”を指します。英語は世界とつながるための重要なツールとしてその役割が益々大きくなっており、道教委からの指示で道内の中学校は2019年からこのテストを受けることになっています。清里町教育委員会においてもグローバル人材の育成に力を注ぐことが重点教育課題のつであり、語検定の受検に際して全額補助を受けられるという特色ある教育活動が行われています。自分の実力を測り、英語検定受検者および合格者が増加していくことを期待するところです。