2024年2月27日火曜日

1年生 水俣市立第二中学校の総合発表を聴く

  1年生は今日の6校時の総合的な学習の時間に、熊本県水俣市立第二中学校1年生の「地域PR学習」を聴きました。なぜこんな離れた地域の中学校とやり取りをすることになったかと言うと、2年前まで清里中で務めていた先生が縁あって今は水俣第居二中にいることから実現したためです。

 基本は水俣第二中による水俣市のPRを聴くこと、それに対して清里中から質疑をすること、という形式で行われました。水俣市は社会科の教科書に出てくる公害病として名を知られてしまいましたが、今は美しい海と豊かな農作物に恵まれた南国熊本を象徴する都市だそうです。清里町民としては、未知の領域の情報を興味深く聴くことができました。そんな中、ごく基本的な質問で「今、水俣中の窓から外を映してくれませんか」という問いで、雪が全くない光景に驚く清中生、そしてその逆で「清里中の窓から外を映してくれませんか」という問いで、雪深いグラウンドに驚く水俣中生の姿が印象的でした。

 それにしても、世界各地と繋がるのは当然のことながら、それがテレビ局の技術ではなく普通の学校でも可能となってきた現代の世の中です。今後、こういった技術はますます発展していくことでしょう。



水俣市の名産「甘夏みかん」 


 水俣の海は美しいとのことでした。


 音楽室に電子黒板を持ち込んで対話中です。


 「水俣中の窓から外を映してくれませんか」の質問中でした

2024年2月26日月曜日

全校美術 「全盲の美術鑑賞者」白鳥建二さんを迎えて

  本日の5校時は「全校美術」として講演会を行いました。美術講師の砂山先生の立案で「全盲の「全盲の人が美術作品を鑑賞する」という新たな視点を与えてくれる白鳥建二さんと、この方のドキュメンタリー映画を撮影した三好大輔監督が来校されました。

「良い作品は、みんな喋りたくなるもの。その会話を聴くことが全盲者の美術鑑賞です」「絵について会話が弾むことで、自分の想像力が膨らみます」と白鳥さん。白鳥さんのエピソードは3年生の道徳の教科書にも記載されています。講演会の中では「今まで鑑賞した作品の中で印象的な絵は何ですか?」という生徒からの質問に「クロードレベックですね。理解不能なんです」と笑顔でお答えになっていました。

 また、今回の企画をして下さった美術講師の砂山先生は、今回をもって清里中を退職されることになりました。8年間の長きにわたり、清中生をご指導くださいましたことに感謝を申し上げます。


 授業の司会進行は砂山先生



 白鳥さん(左)と三好監督(右)




2024年2月21日水曜日

放送運営委員会の「シークレット企画」

  放送運営委員会は、毎日給食時の「お昼の放送」を担当し、音楽放送を中心に和やかな雰囲気を創り出しています。ただ今週は「放送委員オールスターズによるシークレット企画」なるスペシャルイベントを開催しています。生徒総会(後期)の”公約”に掲げていましたから、その実行力は素晴らしいと思います。

 内容は「テレビ放送」に変えて、清中の先生方の実態に迫る!というものですが、放送運営委員会がこだわっているのがS先生の「ダジャレクイズ」です。「初級編」「難問編」と特集が組まれる番組作りです。S先生と言えばダジャレ、という程、生徒たちに浸透しているのでしょう。3年生たちが卒業して10年経ってもこのダジャレと放送内容を覚えていたら素晴らしいことだと思います。


 「テレビ画面」の撮影なので、ちょっと画質が悪いことをご了承ください。


 S先生が実際に言ったダジャレはどれでしょうか? 四択です。


 「放送運営委員会オールスターズ」の中の”演者”はこの二人でした。

2024年2月14日水曜日

2年職場体験発表会&参観日

  12月に町の各事業所のご厚意で実施することができた2年生の職場体験学習の成果について発表会を行いました。総合的な学習の時間の中では必ず「プレゼン」を行う機会を設定していることで、発表力/表現力はずいぶんと培われているものと感じます。




 次年度の参考にと1年生が参観しました。

 また、本日は今年最後の1・2年生対象の参観日を行いました。1年生は15家庭、2年生は20家庭の参観をいただきました。清中生たちはさしたる緊張は無くいつもどおりの授業に臨んでいました。保護者の方にはいつも高い関心を持っていただけますことに感謝を致します。


 2年生は理科「磁力」について


 1年生は数学「度数」について



2024年2月6日火曜日

新入生交流会(清里小6年生を迎えて)

  「あと2ヶ月と2日で皆さんは清中1年生として、ここに座って入学式を迎えますね」と挨拶をしました。今日は「新入生交流会」で清里小6年生が4~6校時に来校しました。少しでも中学校の雰囲気に慣れてもらおうと、さまざまな企画を立てるのは1年生の役割。1年前は同じように「6年生の立場」であった生徒たちが大変よく頑張っていました。清里小の村下先生から「1年生たちが大変立派な態度で素晴らしかったです」とのお褒めの言葉をいただきました。「相手意識をもって自分たちでイベントを考え実践する」ことが今回の交流会という大切な授業の場になりました。


 6年生への特別授業 若椙先生による「静電気の実験」


 アイスブレーク「生まれ変わるなら世界一の頭脳か世界一のルックス どっち?」


 中学生の授業を見学。


 校舎案内中。中学校に初めて入った、という児童はいませんでした。


 開会式担当のチーム。机上にあるのは台本です。

 村下先生から注意事項を聞いて終了しました。


(おまけ)整然と並ぶ外靴。行儀の良い清里小6年生たちです。











2024年2月1日木曜日

数学で紙ヒコーキ?①

  写真がちょっと逆光でわかりづらいのですが、1年生が斜里岳プラザで紙ヒコーキを飛ばしています。これは遊んでいるわけではなく、数学の授業の一環なのです。

 紙ヒコーキを飛ばして数学で何を学ぶのでしょうか? 教科担任の後藤先生曰く「今日は予告なんです」とのことですが…。続きは近々記したいと思います。


 写真上部にある「□の物体」が紙ヒコーキです。


 よーく見るといくつか紙ヒコーキが写っていますが…?