2023年11月24日金曜日

全校体制の道徳の授業

  道徳そのものは「昭和の教育」からありましたが、正直なところあまり積極的に行われてこなかったのでは…という側面も否定できません。しかし「令和の教育」では違います。道徳の授業は週1回の時数で合計35時間をきっちり学習します。「道徳は知識ではない、教えられるものではない」という考え方もあるかと思いますが、この多様化する時代だからこそ人として考えなくてはならないことがあるのです。清里中では、令和4年から試行的に「前期は担任および学年部で/後期からは全職員で取り組む」ことを始めています。教科担任制としていろいろな先生が授業をするのが中学校の特色ですから道徳もそうあっていい、生徒はさまざまな観点から思考力を高めていくことができるものと思っています。


11/2 3Aでの梶野先生の授業(梶野先生は特別支援学級の担任)


11/9 1Aでの佐々木先生の授業(佐々木先生は2年生の担任)


11/24 1Aでの米澤教頭先生の授業 米澤教頭先生はこの授業のために「学習指導案」まで書いて全職員に配布していました。”やる気満々”でした!(笑)

2023年11月22日水曜日

1年生 総合的な学習の時間「職業インタビュー」発表会

  本日3~4校時に標記の発表会を実施しました。1年生が清里町内の事業所に伺い、「仕事のやりがい」「仕事の苦労」等を尋ねること、そして生徒一人ひとりが「職業に就くとはどういうことか」を述べる場となっていました。この「個人発表」では、多くの生徒が「人の役に立つため」「やりがいを持って楽しく働きたい」等の考えを述べていました。中学生に欠かせない「他者意識」と「自己有用感」を考え出すための一契機となっていたように思います。また、この発表会に多くの保護者の方、やまと幼稚園の河股園長先生、若松文具店の若松さんにご来校いただき、発表を聞いていただきました。感謝申し上げます。











 

2023年11月21日火曜日

生徒総会(後期)

  生徒総会は「各委員会で計画・立案した内容を審議、実行する」ための討議の場です。ただの話し合いではなく「質疑」「意見要望」「修正案」等の用語を用いながら、議長による議事進行が行われます。生徒の自治能力を磨く機会として回数こそ少ないものの、大切な教育の一環であると考えます。

 最後にまとめとして講評を求められた中で「現状維持は衰退の第一歩/委員会の活動は新しいことにもチャレンジしてほしい」「全校生徒は当事者意識を持って委員会の活動に協力していくこと」を話しました。特に清中生には「当事者意識」がさらに高まっていくように教育活動を展開していきたいと考えています。







2023年11月17日金曜日

オンライン授業の実施(11/15~16)

  清里中の第2学年の体調不良者による学年閉鎖に伴い、標題の2日間はオンライン授業を行いました。学年閉鎖は生徒の健康を優先するための措置ですが、一方で元気な生徒たちにとって「学びを止めない」という責任が学校にはあると考えています。ただ通常の学校と同じくフルタイムで、というわけにはいかないため、3校時分の授業を可能な範囲で実施することとしています。コロナ禍に対応する形で始まったタブレット活用は、今後の学校教育に有効な一つのツールとなっていくことでしょう。もしかしたら50年後の学校は「登校不要の時代」となっているかもしれません…?




2023年11月10日金曜日

清中生の”あたり前”

  本日の放課後は、生徒の自主活動の要である「運営委員会」。各教室にて委員の生徒が取り組むべき課題を協議する場です。生徒会本部役員は「生徒会室」にて協議を行っていますが、その部屋は土足厳禁。したがって上靴を脱いで部屋に入りますが…

 当然のごとく上靴を並べます。コラム子が清中に赴任してから2年半。ずっとこの姿が保たれています。












2023年11月8日水曜日

中間テスト(11/2)&学力テスト(11/8)

  都合、2日分まとめての投稿となりますが、標題どおりこの1週間で2つの大きなテストが行われました。三連休こそ挟んだものの、生徒にはなかなか大変な時間であったと思います。中間テストは「日常の授業の理解度を測る」、学力テストは「長期のビジョンで理解度を測る」ものです。令和の時代に求められる学力は?となると百家争鳴の話になってしまいますが、端的に言うと「どれだけ覚えているか」「どれだけ考えて解答を組み立てられるか」だと思います。その意味では、学校は「教える」授業から「学ぶ(学ばせる)・考える(考えさせる)」授業に転換を図る時代に来ています。

 個人的な思いを言うと「覚える」ことはもうコンピューターに任せてしまい、その”知識の引き出し”を上手に開けて何を使うか「考える」ほうがいいのではないかと思っています。ずいぶん昔の話ですが、「算数の加減乗除を丁寧に教える小学校には頭が下がるんですけど、計算するだけなら電卓に任せてしまって、電卓の使い方をしっかり教えるのではダメですかねえ?」と中学校教員である自分から提案をしたことがありました。仲間の小学校の先生からは猛然と怒られた記憶があります…。


 11月2日(木) 中間テストの様子


 11月8日(水)学力テストの様子(ちょっと写真が暗すぎました…)

2023年11月6日月曜日

任命式 ~新たな責任を~

  11月に入り、刷新された学級役員や常任委員長の任命式が行われました。生徒会長から一人一人に認証状が手渡され、後期の舵取りを担う役割を新たにしていました。ぜひ、後期にも新たな責任を背負って頑張ってくれることを期待しています。生徒会も学級役員も「自ら」の力が問われる学校の大切な機能です。この場面を通して中学生ながら自治能力を磨いていきます。清中生の自治能力、意外かもしれませんが”高い”と自負しています。






 この「手渡す姿」は既に大人と同じフォルムになっていますね。